製品シリーズラインナップ
■産業用PC
パネルマウント/組込みボックスタイプなど多彩なバリエーション、
Intel社製Core i7/i5からAtom、ARM系CPUを搭載。
UPS(無停電電源)、LTE(オプション)対応 、無線LAN(オプション)対応
お客様の幅広いニーズにお応えするラインナップを展開しています。
■産業用コントローラ
表示・操作・データロギング・IO制御・モーション制御・画像処理を
AI3ソリューション パッケージとして搭載した産業用コントローラ。
UPS(無停電電源)、無線LAN(オプション)対応モデル
としてラインナップしています。
IoT/M2Mを推進するエッジコンピューターとして最適です。
■ 高機能表示器
現場の点在する機器のデータを統合管理する高機能表示器。
表示・操作・データロギングのAI3ソリューションパッケージを搭載して
プログラムを組むことなく既存のPLCや温度調節器などと自動通信でき、
設備の情報をアップロードしたり、上位からのレシピデータなどを設備に
ダウンロードできます。UPS(無停電電源)、高速携帯通信LTE(オプション)対応 、
無線LAN(オプション)対応モデルとしてラインナップしています。
■タッチパネルモニタ
タッチパネルモニタとして、サイズで選べる5機種
※一般のWindows搭載PCにつないでタッチパネルモニタとしてもご利用いただけます。
■ フィールドバス・省配線
弊社では、EtherCAT・MECHATROLINK・A-Link(HLS)・CUnetの
4つのフィールドバスと省配線のマスタおよびスレーブをラインナップ
しています。
■ 既存製品・旧製品
情報化時代の安心と信頼を現場へ
IoT/M2Mが急速に復旧している現在、現場が求めている製品を創りました。
永年にわたり、アルゴシステムは、お客様と共にビジネスを育ててきました。受託開発、制御ソリューション、物流ソリューション、デジタルサイネージソリューションをはじめ、リサイクルシステム、POS/POP/TTOシステムを実際に提案し開発してきた経験をもっています。現場での要求されている基本的な仕様は変わりません。制御に必要なスペック、過酷な現場で使用できる耐環境性能。安心して使いつづけられるサポート環境。新たなプラットフォームは、基本性能を押さえた上で、現場の情報化を推進するに必要な仕様を盛込んだ、IoT/M2M時代に最適なプラットフォームとして提案します。
・産業用PCの2極分化とラインナップ拡充
IoT/M2Mが普及してきている現在、産業用PCも大きな変革を迎え2極分化してきてい
ます。1つめは、従来から現場で制御や情報処理などを行う、Intel社製x86系CPU、
Windowsを搭載したハイパフォーマンスな産業用PCニーズ。当社ではパネルマウント
タイプ、VESA取付パネルPCタイプ、組込ボックス型PCタイプをラインナップしています。
2つめは、情報端末、ゲートウェイなどの用途向けで、タブレット、スマートフォンに採
用されているARM 系CPUを用いた産業用PCニーズ。当社ではパネルコンピュータ
(APS1Aシリーズ)7機種、VESA取付パネルPC(AS1Aシリーズ)6機種、組込ボック
ス型PC(EC1Aシリーズ)1機種の合計14機種、これら2系統の産業用PC計61機種をラ
インナップ。さらに、組込ボックス型PC向けにはタッチパネルモニタ(AT4Aシリーズ)
5機種も用意し、用途に応じて選択可能です。
・IoT/M2M時代を推進する為のネットワーク強化
有線LANはもちろん、無線LANに(オプション)対応し、
セキュリティーなどの理由で構内ネットワークにつなげられない場合でも、
LTE通信に(オプション)対応しているので直接クラウドシステムなどにデータ
通信を行うことができます。
・不測の事態でも情報品質を保つUPS(無停電電源)を標準内蔵
不測の停電や瞬低などが発生した場合でも、Widows10使用時においても現場から
収集したデータやオペレーターの操作ログなど情報を保護するだけでなく、OSの確実な
シャットダウンを行えます。さらに停電時など構内ネットワークが使えない場合でも
(上記の)高速携帯通信LTEを利用することで停電直後のデータをもクラウドシステムな
どへ直接データをアップロードしてから、OSのシャットダウンが行えます。
まさに、IoT/M2Mのニーズに最適なプラットフォームとなっています。
・IoT時代の人にやさしいHMI強化
IC CardReader(オプション)対応していることでセキュリティーなどを強化。
最近ではFeliCa対応の体温計や血圧計なども市販されて来ていることから病院関連
の用途にもご利用いただけるようになりました。
・現場での基本を押さえた、高信頼性設計
高い信頼性のIntel製 Quad/Dual CPU、データ信頼性の高いECCメインメモリを搭載
メインストレージにminiSATA SSDを搭載しファンレス・スピンドルレスを実現
新たなプラットフォームの背景
インターネットが普及し、IoT/M2M時代が到来し「ヒト、モノ、コト」がつながる現在。
様々なツールを一台でできるスマートフォンやタブレットが普及し、ネットを介したサービスがいつでもどこでも利用可能となってきています。当然、産業界の現場でも、大きな変革期を迎えています。
そうした変革期の中で、IT(情報技術)を活用して変革を起し、新たなビジネスモデルを展開する事業者が従来の事業者に取って代わろうとしています。
事業の経営資源「人・物・金・時間・情報」を効率的に運用し、顧客へのサービスレベルを高めることに、IoT/M2Mの推進は欠かせないものとなってきています。
既に、医療や介護、交通といった社会インフラだけでなく、製造業や物流、サービス業といった産業へも、IoT/M2Mの活用が始まってきています。IoT/M2Mの世界では、I Tは情報システム会社やシステム部門が扱うものではなく、実際の現場から正しい情報をもとに、ビジネスを運営する経営者や事業者が情報を自由に活用できることが重要です。
オフィスの複合コピー機なども故障通報だけでなく、トナーが切れる前にメーカーがトナーを送ってくる能動的なサービスの展開はIT化のビジネスモデルとして良く知られています。
街角にある自動販売機は、本体の温度調節などの制御、そしてネットワークで在庫量や故障をセンターへ通報したりしていました。現在では、それだけにとどまらず、さらにクラウドとの連携し、外気温との関係を計算しエコモードで動作させたり、商品の販売量からの在庫切れ予測をおこない商品補充のタイミングを計算し、サービス員の商品補充の巡回ルートまで統合的なシステムとして運用され始めています。 I Tを駆使した変革を実現するために重要なのは、データセンターやネットワーク、セキュリティでなく、現場の変革をスピーディーに行えるかが、一つのキーになってきていると考えます。
この変革期の波に乗り、早期にIoT/M2Mを導入し、自社の強みを活かし、価値を高めるサービス開発をおこないビジネスモデルを構築できる事業が生き残れる時代に突入しています。
アルゴシステムは、新たなプラットフォームを提案し、
お客さま共に、新しいビジネスモデルを構築していこうと考えています。